3月7日に福岡県嘉麻市のうどん店が火災で全焼のニュースがありましたが、なんとその原因は、うどんに入れる「天かす」
「天かす」が自然発火する理由はなんなのでしょうか?
熱を持った「天かす」は保管方法に注意しないと自然発火することがあるそうで、過去も天ぷら店で揚げ玉が原因で火災が発生。
「天かす」による火災を防ぐ方法とは?
飲食店だけでなく、家庭でも注意が呼びかけられています。
「天かす」の自然発火で火災?
福岡県嘉麻市のうどん店が3月7日未明、木造平屋約90平方メートルが全焼
原因はうどんに入れる「天かす」。
天かすが入れられていたザルの内側から燃えた形跡があり
熱を持ったままの「天かす」は1カ所に集めて置いておくと、余熱で自然発火し燃え出すことがあるそうです。
「天かす」で火災が起こる理由と保管方法に注意
はたして、天かすで火災が発生するものなのでしょうか?
・このような場合に「天かす」が自然発火する。
- 調理された高温の天かす
- ザルなど1カ所に入れたまま
- 表面の天ぷら油が空気に触れる面積が大きい
- このような保管条件下では「天かす」
熱が内部から逃げにくいため温度が上昇しは酸化反応が促されて発熱するらしいのです。
このような状況では熱がこもるまで時間がかかるため、人がいなくなった夜中など「天かす」が発火することがあるそうなんです。
「天かす」は量が多いほど発火のリスクが高く、さらに容器に詰めるなど放熱環境が悪いと更にあぶないそうです。
過去の天かすによる類似の火災は
2014年には同じく福岡県飯塚市の天ぷら店で揚げ玉が原因の火災が発生したそうです。
この火災も基本原理は同じような原理で発火し火災となったようです。
「天かす」の発火による火災を防ぐには
まさかも、天かすで発火ですが
家庭でもこのような火災を防ぐため以下のような保管には注意しましょう。
- 「天かす」を捨てたり調理場を離れる場合は、熱を発散させるために平たく広げる。
- 更に、十分に水をかけ、熱を冷まし、冷えていることを確認する
- 大量に1カ所に集めない
- 通気性が悪く熱がこもる容器には入れないこと
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