簡単に体が冷やせて熱中症対策もできる保冷剤での効果的な体の冷やし方や注意点をまとめてみました。
熱中症対策として
外出中などで強い暑さを感じたなら、体を冷やすことも非常に大切なことです。
鼠径部分(足の付け根)わきの下、首筋や足首は血流が多いので、
この部分を冷やすと熱中症に効果的です。
そのときに役立つのが保冷剤とタオルです。
夏の外出時、熱中症対策に役に立つ保冷剤とタオルについてまとめてみました。
Contents
熱中症対策に保冷剤は効果的
暑さ対策として行水の代わりに冷たい水にタオルを浸して体を拭くだけでも程よく体を冷やせます。
そしてもっと有効な体の冷やし方が保冷剤を使うことです。
また、男性ならズボンのポケットに小さなタオルなどの布を巻いた保冷剤を入れておけばは血流が多い鼠径部分を冷やすことができて熱中症対策としても有効です。
安上がりで効果的な体の冷やし方としてもこうしておけば仕事中や外出先でも体を冷やすことが可能ですね。
また、外出時には涼しいところから急に暑いところへ出るのが一番危険です。
野外に出る時は日射病対策として市販の冷房マフラーを首に巻くのが非常に有効です。
冷房マフラーがなければ濡らしたタオルを冷蔵庫に入れておいて、それを首にかけると良いでしょう。
首周りを強い日射から守るため、帽子はキャップよりハットをかぶることもおすすめです。
高齢者だと水分補給だけでは暑さに耐えられない場合もありますので、このように体を冷やしながら外出するのが良いでしょう。
保冷剤で冷やす場所はどこ
外出時など暑さ対策として、どこを冷やせばよいのでしょうか?
我々の体には隅々まで血管が張り巡らされています。
その血管を通る血液の温度を少し下げてやることがポイントです。
保冷剤や冷たいタオルで冷やす場所のポイントは血流が多く血管が皮膚の近くを通っている場所です。
そこに保冷剤を当てるなどすれば血液の温度を少し下がって循環することで体の熱を逃がすことができるんです。
保冷剤で冷やす体の場所は
- 両手首の内側
- 脇の下
- 首の両脇
- 両足首の内側
- 股間(男性のみ)
これらの場所は血管が皮膚の近くにあり血流も多いので保冷剤を当てるのに最適です。
保冷剤やタオルを使うときの注意点とは?
体の血流の多い場所への保冷剤を当てる時のポイントですがタオルや布などを巻いて直接皮膚には保冷剤を当てないようにしましょう。
保冷剤は直接肌つけたままにすると軽いしもやけのようになることがありますので必ずタオルなどの布で覆って肌に当てるようにしましょう。
乾いたタオルで汗を拭かない
また、タオルの使い方として多くの人が間違って実行しているが、汗をこまめに拭くということです。
汗が出るたびに乾いたタオルですぐに吹いてはいけません。
それは何故かというと
汗は蒸発によって気化熱で体温を下げる役割があります。
汗を拭きすぎると体温を下げることができずさらに汗が出てきて脱水状態になります。
肌が濡れた状態を保つためには、乾いたタオルではなく濡れたタオルで汗を拭くことです。
これは臭い対策にもなって有効です。
また霧吹きのようなスプレー器を持ち歩いて肌に軽くスプレーするだけで汗の代わりとなって体温を下げることができます。
制汗スプレーは決められた箇所だけに
制汗スプレーを体のあちこちにかけるのは暑さ対策としては危険です
制汗スプレーをしていいのは脇の下と足だけですと友と汗が蒸発しにくい部分なんてココは問題がありません。
他の部分にはかけないことが重要です。
制汗スプレーで汗をかけずに熱中症になる可能性があります。
まとめ
外出中などで強い暑さを感じたなら、体を冷やす、また体を冷やしながら外出するのが有効
血流が多い鼠径部分(足の付け根)わきの下、首筋や足首などを保冷剤や冷たいタオルで冷やすと効果的
乾いたタオルで汗をこまめに拭くことはNG、濡れたタオルで拭くと効果的
制汗スプレーは脇の下と足以外にはかけてはいけない
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