外来種の被害が後を絶ちません。
佐野や足利の桃に深刻な被害を与えているカミキリムシがいます。
外来種のクビアカツヤカミキリです。
殺虫剤でも効かない?クビアカツヤカミキリ(画像)とはどんな昆虫、その生態は?
そして、桃に甚大な被害を与えるクビアカツヤカミキリの対策は
佐野や足利の桃に被害外来カミキリのクビアカツヤカミキリの画像
こちらが、佐野や足利の桃に甚大な被害を与えているといわれる
クビアカツヤカミキリの画像です。
一見、ホタルのような外観
しかも、小さなカミキリムシのようですね。
全国的に外来カミキリ「クビアカツヤカミキリ」によってサクラやモモが枯れてしまう被害が広がっていますがご存じですか? pic.twitter.com/DEO3BHZ4g0
— 徳島県クビアカツヤカミキリ対策班 (@Sakura_saving) 2017年5月2日
外来カミキリに農家苦慮 佐野、足利の桃など被害 幼虫食害で枯死の可能性も
桃や梅、桜などに寄生し、食害で樹木を衰弱させる外来種の昆虫「クビアカツヤカミキリ」。昨年は佐野、足利両市の桃農家で被害を確認、今年は同市の民家の庭木からも幼虫が見つかるなど、影響が広がりつつある。しかし防除方法は確立しておらず、完全駆除は困難。今月半ば以降は幼虫が成虫へと羽化するピークを迎えるだけに、農家などは対応に苦慮している。
クビアカツヤカミキリの生態と被害
「クビアカツヤカミキリ」はサクラやモモなどの木に卵を生みます。
それらの木に寄生した幼虫が木の内部を食い荒らし木を枯死させるといいます。
【サクラキラー】外来種カミキリ、被害拡大懸念https://t.co/WozVKNjty6
サクラの木などに幼虫が寄生し、枯死させる外来種「クビアカツヤカミキリ」の発生が近年、国内各地で確認され始め、被害の拡大が懸念されている。 pic.twitter.com/cqQZ24ck7d
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) 2018年5月15日
クビアカツヤカミキリはもともとは
中国、モンゴル、ロシア極東部、朝鮮半島、ベトナムに生息している昆虫で
日本では栃木県・群馬県・埼玉県・東京都・愛知県・大阪府・徳島県に外来種として移入・定着していることが報告されています。
市内でクビアカツヤカミキリの発見が相次いでいます!
クビアカツヤカミキリは、我が国の生態系等に被害を及ぼす恐れのある外来種に指定されていて、その幼虫が生木に食入・加害することで、樹木が衰弱してしまいます。
正しい対応はこちら↓https://t.co/V9RZkMHaDE … … … pic.twitter.com/I8GUDe1yUJ— 渡良瀬グリーンプラザ (@wataraseguri_n) 2018年6月5日
クビアカツヤカミキリの日本国内への侵入ルートは中国からの貨物での侵入というのが考えられる
ルートのようです。
今年、2018年ではクビアカツヤカミキリの被害は大阪など7都府県に拡大しておりこのままゆくと
桜の木を枯らしてしまい、お花見ができなくなる、桃の収穫に大きな影響を与えるなど深刻な被害が広がっています。
殺虫剤が効かない?クビアカツヤカミキリの対策は
桃などの果樹の生産が盛んな群馬県では特定外来生物としてクビアカツヤカミキリは指定されています。
クビアカツヤカミキリの幼虫は木の中を奥まで食べ進めるためノズル式の殺虫剤では成分が届かないため確実に駆除できないのが実情
「(現状では)食い入った幼虫、成虫を完全駆除するのは困難」と指摘。その上で、農家だけでなく一般家庭に対しても、発見時に確実に駆除したり、成虫が木から出られないよう編み目の細かいネットを木に巻いたりするなどの地道な対策を推奨している。
幼虫が木の中に入ってしまったら駆除がなかなか困難なようです。
同試験場は今月から、佐野市で成虫を捕獲し、有効策の研究を進めている。他の樹木害虫への対応などこれまでの知見を生かし、駆除や産卵抑制の方法を探るという。
なので成虫の駆除や産卵抑制などの研究をすすめて抜本的な駆除対策が早急に求められているようです。
こちらは深刻な被害が出ている徳島県の日本のサクラ、モモを守る!クビアカツヤカミキリ撲滅プロジェクトです。
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