この記事では
ロレックス・モンテカルロ・マスターでベスト4に進んだ錦織圭の対戦相手
次世代世界No1候補アレクサンダーズベレフ選手と錦織圭の対戦成績（戦績）、
そして、レッドクレー（赤土）のコートの大会がアレクサンダーズベレフVS錦織圭の対戦にどのように影響するかを書いています。
大坂なおみ選手の話題ばかりになりがちな
日本テニスですが、日本のエース錦織圭選手が復活の狼煙（のろし）をあげました。
現在、世界ランク36位の錦織圭が第2シードのクロアチアのマリン・チリッチ選手を
6-4， 6-7 (1-7)， 6-3のフルセットで破りベスト4進出
しかも、大会は全仏オープンの前哨戦といえるATP1000のロレックス・モンテカルロ・マスター!
全仏オープンと同じレッドクレー（赤土）のコートです。
この大会で優勝すれば、全仏オープンでの完全復活も期待できますね。
そして、ベスト4に勝ち上がった錦織圭選手の対戦相手がドイツの若手の有望株アレクサンダー・ズベレフ選手
アレクサンダー・ズベレフ選手とはどういった選手なのか？
世界ランキングは何位なのか？
また、過去のアレクサンダーズベレフ選手と錦織圭選手の対戦成績（戦績）は？
アレクサンダーズベレフVS錦織圭について調べてみました
次世代の世界ランクNo1アレクサンダーズベレフ選手とは
アレクサンダー・ズベレフ
生年月日：1997年4月20日 (21歳)
出身地：ハンブルク
身長/体重：198 cm / 86 kg
ロレックス・モンテカルロ・マスターベスト4に進んだ錦織圭選手に立ちはだかるのが
ドイツのアレクサンダーズベレフ
アレクサンダーズベレフ選手は身長198cmの長身の選手でまだ年齢は21歳
28歳の錦織選手より7歳も年下です。
アレクサンダーズベレフ選手は父親がロシア出身の元プロ選手、
母親もロシア出身の元テニス選手兄ミーシャは現役のプロ選手という
テニス一家に生まれてその恵まれ類稀な才能を存分に伸ばしてきた選手です。
アレクサンダー・ズベレフ現在の世界ランキングは
2015年 年間最優秀新人賞受賞を受賞
20歳でイタリア国際でジョコビッチを破りマスターズ初優勝
ロジャースカップではフェデラーに快勝マスターズ２勝目
など、これまでにATPワールドツアーでシングルス6勝
現在世界ランキング4位
自己最高ランキングはシングルス3位
武器は198cmの長身から繰り出すスピードサーブと相手をコートから追い出す
伸びのあるフォアハンドで上位の対戦相手を次々に打ち砕いてきました。
現在、ベレフ選手は若手No1だけではなくジョコビッチ、ナダル、フェデラー、マレーの次に来る
次世代の世界ランキング1位候補筆頭格といわれています。
アレクサンダーズベレフVS錦織圭の対戦成績（戦績）
日本のファンが見守る中で復活を遂げたい錦織圭選手の前にとんでもない強敵が現れましたね。
過去のアレクサンダーズベレフVS錦織圭の対戦成績はいったいどうなっているのでしょうか？
アレクサンダーズベレフ選手と錦織圭選手は過去1度だけ対戦しています
2017年8月6日の
シティーオープン 準決勝この1回のみその時の世界ランキングは
錦織圭選手が9位
アレクサンダー・ズベレフ選手が8位
結果は錦織圭選手の完敗に終わりました。
第１セット 3-6
第２セット 4-6
しかも、わずか１時間４分での完敗。
この時の 錦織選手のコメントが
「サーブは角度もコースも良かった」
「彼（ズベレフ）のプレーがすごすぎた」と残しています。
この試合で、ズベレフ選手の威力のあるサーブに的を絞れず、得意のリターンが
機能しませんでした。
リターンゲームで奪えたのは４７ポイント中で７ポイントのみで
ブレークポイントは一度もありませんでした。
将来の世界１位候補アレクサンダー・ズベレフ選手のサーブをいかに封じるかがカギになります。
下馬評ではアレクサンダー・ズベレフ有利は動かないでしょう。
しかし、復活を遂げたい錦織圭選手にも有利な点があります。
コートがレッドクレイ（赤土）なんです。
レッドクレイコートはボールの球足が遅くなり、ラリー戦を得意とする選手に有利といわれています。
全仏の王者、ナダルも強力なスピンをかけたラリー戦を得意とする選手です。
レッドクレイコートではズベレフ選手のサービスの球速は落ちるはず、そして
フラットに近いフィアも球速は落ちます。
得意のリターンとダウンザラインでラリー戦を制すれば錦織選手の勝ちも大いにあるのではないかと思われます。
錦織圭選手、世界１位候補アレクサンダー・ズベレフ選手を破って長いケガからの復活を遂げてもらいたいですね。
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