米ギブソンの倒産が話題に、もうギブソンのギターは作らないの?
ギブソンのギターは値上がりするのか?
ギブソンの倒産でギブソンギターが値上がり?
ギブソンが5月1日、通称・チャプター11といわれる米連邦破産法第11章を裁判所に申請
これは日本の民事再生法に相当するもので、一般的には破産・倒産といわれるものです。
ギブソンの負債総額は最大で約5億ドル(約550億円)に上るそうです。
この、ギブソンの倒産で話題になっているのがギターマニアの中で
既存のギブソンギターの値上がりです。
ギブソンの神格化されたブランド力!
エルビス・プレスリーや、ビートルズのジョン・レノン、ポール・マッカートニーらが
ギブソンのハミングバードといわれるアコースティックギターを愛用
そして、エレキギターのレスポールはレッド・ツェッペリンの
ジミー・ペイジやガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュなどのトレードマークともなっているほど。
日本ではB’zの松本孝弘、Mr. Childrenの桜井和寿などもギブソンの愛用者
このギブソンが倒産となるのは大衝撃です。
ギブソンギターは経営的には倒産しても品質や神格化されたブランド力は圧倒的な力を持っています。
倒産でギブソンのギターが生産されなくなる可能性も
なので、ギブソンが倒産と同時に既存のギブソンギターの値上がりが懸念されたんですね。
ギブソンはギターは作らないのか?
やはり、ギブソンのブランドは残して欲しい!!
ギターファンならば切実なる思いがありますね。
ギブソンの経営失敗はデジタル化の波に乗り遅れないように焦ったことではないでしょうか?
デジタル機器メーカーと提携買収
音楽のデジタル化をすすめてきました。
12年に日本の老舗音響機器メーカー、オンキヨーと資本・業務提携すると、翌年、同じく日本の音響・情報機器メーカー、ティアックを傘下に収めた。さらに、14年にはオランダの大手電機メーカー、フィリップス傘下でオーディオなどを手掛け、ヨーロッパや中国、南米などで販売実績のある「WOOX Innovations」を1億3500万ドル(約148億円)で買収した。
しかし、ギター愛好家が欲しいものはデジタル化したギターではなく
昔ながらのビンテージギター職人技で作り込まれたギターなんですね。
ギブソンは再建を考えているそうです。
再建支援について、債権者の3分の2以上の承認を得ているといいます。
米ギブソン破綻、ギターの時代は終わったのではなく、やはりアナログの楽器の持つ魅力
それをまたギブソンの再建とともに期待したいとギター愛好者の人たちは考えているはずです。
経営再建に動き出したギブソンに期待します。
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