50年に一度の大雨 多すぎの理由は?気象庁が十島村でも

大雨による被害が世界各地で発生していますが
「50年に一度の大雨」という見出しが頻発していますね。

鹿児島県十島村でも
22日、鹿児島県十島村付近には活発な雨雲がかかり続け、『50年に一度の大雨』
(十島村 気象庁十島村 鹿児島県十島村 屋久島十島村 避難準備情報)

なんか、『50年に一度の大雨』ってニュースで多すぎる
感じがしませんか?

この一年間だけでも全国で10回を超える「50年に一度の大雨」が降り、各メディア等が報道していますが、異常気象なのでしょうか?

それとも何か理由があるのでしょうか?

『50年に一度の大雨』が見出しに、多すぎる理由についてしらべてみました。

どれだけ、降ったら『50年に一度の大雨』




『50年に一度の大雨』が年間に10回も?多すぎないですか。

なんかおかしい、日本で『50年に一度の大雨』が年間10回起こる??

ちょっと考えてみましょう。

まず、『50年に一度』が示す範囲ですが、「その地域で」という範囲の意味をさします。
鹿児島県十島村であれば、十島村という地域になります。

日本全体で『50年に一度の大雨』というのはありえません。

つまり、観測地点が多ければ多いほど大雨が降れば、大雨の地域の数が増えるわけです。

気象庁の基準は全国を5km四方に区切った地域ごとに大雨を観測
その観測地点は全国で約14,000箇所

全国で観測点や基準点が多ければ多いほど、どこかで「50年に一度の大雨」は降りやすくなります。




観測地点が多ければ『50年に一度の大雨』が多くなる

その地域で大雨の基準を超える雨量が過去50年間になかったのであれば

「50年に一度の大雨」と報道されますね!!

観測地点の多さで『50年に一度の大雨』の雨が多くなっているといえるようですね。

なので、XXX地域で「50年に一度の大雨」◯◯地区で「50年に一度の大雨」△△町で「50年に一度の大雨」
となって年間10回を超える「50年に一度の大雨」の報道となるわけです。