大谷翔平背番号42の登板が4月18日に変更、理由は極度の低温

4月15日(日本時間16日)にロイヤルズーエンゼルス戦で予定されていた大谷翔平選手の
今季3度目の登板が17日(日本時間18日)、レッドソックス戦(同午前11時7分開始)
に変更となるニュースが伝えられました。

本拠地アナハイムで行われるこの試合は日本時間では4月18日11時7分となります。

変更になった試合ロイヤルズVSエンゼルス戦は
大谷翔平選手は背番号『42』をつけて登板予定でした。

えっ、大谷選手の背番号は『17』ですよね。

なぜ背番号『42』をつけて登板予定だったのでしょうか?

そして、今季3度目の登板が変更になった理由は何なのでしょう?

4月15日大谷翔平背番号『42』の理由は

背番号『42』は偉大なる大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの背番号でした。

ジャッキー・ロビンソンはジョージア州カイロ出身のプロ野球選手

ジャッキー・ロビンソン

生年月日:1919年1月31日―1972年10月24日 (53歳)
身長/体重:180 cm / 93 kg
学歴:カリフォルニア大学ロサンゼルス校
受賞歴:ナショナルリーグ最優秀選手

1890年頃、有色人種排除の人種差別の方針が確立されていたメジャーリーグで、
アフリカ系アメリカ人選手としてデビューし活躍しました。

彼は人種差別の枠を超えて有色人種のメジャーリーグ参加の道を開いたフロンティアともいえます。

「黒人初のメジャーリーガー」近代メジャーリーグを作った人物として
メジャーリーグ史上に名を残した人物です。

「42」はジャッキー・ロビンソンが付けていた背番号で
現在はメジャー全30球団で永久欠番になっている番号なんです。

そして、ジャッキー・ロビンソン選手が71年前にデビューした同じ日の4月15日は
その功績をたたえ、MLBでは毎年、「ジャッキー・ロビンソン・デー」と銘打ち、
選手だけでなく、首脳陣も含めた全員が「42」を着ける日となったのです。

イチロー選手もこの「42」を着けて試合をして感激していましたね。

なので、4月15日(日本時間16日)にロイヤルズーエンゼルス戦では
大谷翔平選手も背番号『42』を着けてマウンドに上がる予定だったのですが、
本人も残念がっていることでしょう。

大谷翔平の登板の変更の理由は極度の低温

「ジャッキー・ロビンソン・デー」というメジャーリーグの祭典ともいえる
4月15日の試合はなぜ変更になったのでしょうか?

理由は気温が極度の低温ということでした。

4月15日のカウフマンスタジアムの気温はマイナス0・6度で、
体感温度は約マイナス8・3度。

4月中旬なのに真冬なみの寒さです。

この極度の低温により、米大リーグ機構により中止が決定し、
試合開始の約30分前、午後0時47分にアナウンスされました。

多くのファンが残念がったに違いありませんが
体感温度約マイナス8・3度という極度の低温中での登板は筋肉などを痛める
可能性もあり米大リーグ機構の判断は正しいかったといえるでしょうね。

そのためエンゼルス大谷翔平投手のメジャー3度目の登板は、
本拠地アナハイムで17日午後7時07分(同18日午前11時07分)の
レッドソックス戦に延期となりました。