買占めで話題になった京都高島屋の限定販売の高級人形ロリーナは、その精巧なつくりに加え、ある画家とのコラボでコレクターの間では価値が高い人形だったんです。
その画家とは(故)中原淳一
ロリーナは中原さんと京都高島屋のコラボで生み出されたものです。
また、ロリーナのモデルになったのは
若き日の浅丘ルリ子さんだといわれていますがどうなのでしょうか?
買占められて話題になった高級人形ロリーナと中原淳一さんと浅丘ルリ子さんの関係について調べてみました。
買占められた人形のロリーナはある画家の作品だった
有名画家の絵と高島屋がコラボして人形限定100体販売を全部買い占めた男が問題になっています。
この人形はロリーナという名前がつけられ100体限定で京都高島屋で販売されました。
買い占められたロリーナという人形は一体の値段はなんと12万4,200円
中国人に100体買い占められ話題になった
京都高島屋100体限定販売の高級人形ロリーナ
購入は一人二体までとされていましたが実際は一人の男性客が買い占めました。
整理券を持った先頭から50人の男性が一人2体ずつ買い求め
支払いを全て一人の男がしたそうです。
人形は受注生産のため引き渡しは来月末
しかし、中国の通販サイトは既に人形の販売情報が掲載されていて、
転売目的で人形を買い占めた可能性が指摘されています。
この買占められた高級人形ロリーナの生みの親の画家は中原淳一氏です。
画家 中原淳一さんとロリーナ
画家の中原淳一さんは
中原淳一(ナカハラジュンイチ)
生年月日:1913年2月16日~1983年4月19日 (70歳)
香川県大川郡白鳥本町出身
中原 淳一は、画家
ファッションデザイナー、編集者、
イラストレーター、人形作家の顔を持つ多彩なアーティスト
“女性の美しさ”を題材に作品を手がける
親戚、家族は芸能関係者が多く
中原淳一氏の妻は宝塚歌劇団元男役のトップスター葦原邦子
長男は画家の中原洲一
姪はシャンソン歌手の中原美紗緒
孫は俳優・声優の加古臨王。
中原淳一さんは戦前から戦後にかけて女性誌「それいゆ」など”女性の美しさ”を題材に作品を手がける画家でした。
その作風にぴったりだった女優・浅丘ルリ子さんにデビューのきっかけを与えた人物でもあります。
その中原さんのデザインと今回コラボしたのが
京都・高島屋
人形ロリーナは
- 1人2体まで
- 100対限定で販売
ロリーナのモデルは若き日の浅丘ルリ子?
女優の浅丘ルリ子さんのデビューに画家の中原淳一氏は大きくかかわっています。
水の江瀧子プロデュース・井上梅次監督で映画化が決まったのが
北条誠の小説『緑はるかに』
この小説は読売新聞に連載されて挿絵は中原淳一氏でした。
そしてヒロインのルリコ役に約3,000人の中から
中原淳一の強力な推薦の下『緑はるかに』で女優デビューしたのが浅丘ルリ子さんでした。
浅丘ルリ子さんはこのデビューで
瞳の大きな美少女とルリコカットが流行して脚光を浴び一躍大スターとなったのです。
どこかロリーナに似ていますよね。
こちらが、デビュー当時の浅丘ルリ子さんです。
中原淳一の強力な推薦の下とありますが、中原氏の絵の理想の女性ともいえる
ロリーナのモデルとも思えある節がありますね。
<イベント>
3月28日(水)~4月10日(火)まで京都髙島屋にて中原淳一期間限定ショップがオープン!
東京南麻布にある画家 中原淳一グッズ販売店
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