平昌オリンピック女子フィギュアスケートはロシア勢の『ザキトワ』と『メドベージェワ』が金・銀に輝き、そして、間髪入れずザギトワの次は13歳の女の子超新星『トルソワ』が現れ、当分ロジア勢の上位独占は固いいように思えます。
そんな中で『ザキトワ』と『メドベージェワ』に次ぐ銅メダルに輝いた人気選手がいます。
カナダの『ケイトリン・オズモンド』です。
『オズモンド』の愛くるしい笑顔は聴衆を虜にし
緩急をつけた5種類の3回転ジャンプは芸術的で今シーズンのグランプリファイナルも3位です。
そこで『ケイトリン・オズモンド』選手が平昌オリンピックフィギュアショートとフリーで使ったプログラム使用曲は何だったのか?
そしてその振付は誰?
また、過去のプログラム使用曲についても調べてみました。
Contents
フィギュア ケイトリン・オズモンド(カナダ)
まずは、ケイトリン・オズモンド選手について
ケイトリン・オズモンド
フィギュアスケート選手
生年月日:1995年12月5日 (22歳)
身長:163 cm
カナダ出身
- 2014年ソチオリンピック団体戦銀メダリスト
- 2017年世界選手権2位
- 2017年グランプリファイナル3位
- 2018年平昌オリンピック団体戦金メダリスト、女子シングル銅メダリスト
ケイトリン・オズモンド曲(平昌オリンピック)でのプログラム使用曲と振付
ケイトリン・オズモンド選手は2014年の
ソチオリンピック団体戦銀メダリストでしたが、個人では13位でした。
その後、怪我から復帰が遅れ、ながらく不振が続いていましたが
2017年から復調して2018年の平昌オリンピックではソチオリンピックでは
獲得できなかった個人としての銅メダルに輝き雪辱をはたしました。
平昌オリンピックでのショート、フリーのプログラム使用曲は思い出に残るものに違いありません。
女子ショートプログラム オズモンド曲
平昌オリンピックの女子ショートプログラム オズモンド選手の使用曲は
曲名:『パリの空の下 / エディット・ピアフ』曲はこちらで聞けます。
多分、多くの人がこのメロディは聞いたことがあると思います。
振付はランス・ヴァイポン
哀愁を感じる曲ですね。
「パリの空の下」はシャンソンの曲で1951年のフランス映画『巴里の空の下セーヌは流れる』の挿入歌として知られています。
作曲はユベール・ ジロー (Hubert Giraud)
シャンソン歌手エディット・ピアフの録音が一番有名で
オズモンド選手も「エディット・ピアフ」の歌う同曲を使用しました。
22歳のオズモンド選手が70年ほど前のこの曲を知っていたとは思えません。
コーチが選んだのでしょうか?
しかし、妖艶な雰囲気を持つオズモンド選手には、
ショートプログラムで使うにはピッタリの曲だったようですね。
女子フリースケーティング オズモンド選手の使用曲と振付
映画「ブラック・スワン」より
作曲:クリント・マンセル
振付:ジェフリー・バトル
振付はショートプログラムとは違う人ですね。
なんと、この「ブラック・スワン」は、ロシアの15歳、金メダルに輝いた
アリーナ・ザギトワ選手同じ曲!!
これには、オズモンド選手もしまったと思ったのでしょうか?
しかし、世界のトップクラスのオリンピックでの使用曲は事前にわかっているはず。
ザギトワ選手が使っていた「ブラック・スワン」は
ショートプログラムでの使用曲でした。
また、編集によって別の曲ともつなげたりしているので、ほとんど被ったという印象はないと言えます。
「ブラック・スワン」のクリント・マンセルという曲も物悲しく妖艶な響きがしますね。
映画「ブラック・スワン」はアカデミー賞受賞女優ナタリー・ポートマン主演
ダーレン・アロノフスキー監督のミステリー映画です。
※「ブラック・スワン」ケイトリン オズモンド Kaetlyn Osmond【2017フランス杯 女子FS
オズモンド選手の過去の使用曲は?
2016/2017シーズン
ショートプログラム:パリの空の下 / エディット・ピアフ
フリースケーティング:歌劇「ラ・ボエーム」より / ジャコモ・プッチーニ
2015/2016シーズン
ショートプログラム:ラ・ヴィ・アン・ローズ / シンディ・ローパー
フリースケーティング:ダンサリン / アストル・ピアソラ
2014/2015シーズン
ショートプログラム:ミュージカル「スイート・チャリティー」より / サイ・コールマン
フリースケーティング:オペラ「サロメ」より / リヒャルト・シュトラウス
以上
ロジア勢の上位阻止、カナダのケイトリン オズモンド選手の使用曲の紹介でした。
最近のコメント